子犬の甘噛み対策はこれ!
公開日:2021.09.22
最終更新日:2023.06.06
最終更新日:2023.06.06
麻生区に住んでいるラブラドール4か月のベル君。ラブラドールの子犬のオスとあって、とってもパワフル!
フードを探すのに夢中
飼い主さんはベル君の前にもラブラドールを飼っていたのですが、そのコはまれにみる良いコでしつけらしいしつけをしなくても全く問題がなかったそうで、ベル君のやんちゃぶりに非常に困惑していました。
ケージから出すとすかさず家族にジャンプ&手足に甘噛み、家具をかじるの連続だったので、とにかくターゲットをおもちゃに向けさせるようにしました。
とは言え、ただ単におもちゃを与えるだけではすぐ飽きてしまうので、ロープ状のおもちゃにドライフードを何個か詰めて与えました。するとベル君はおもちゃに挟まれているフードを取ろうと、飼い主さんへ甘噛みすることも家具をいたずらすることもなく、おもちゃ遊びに集中し始めました。
そして挟んだフードを食べ切ったらまた入れ直して、これを何回か繰り返したら程よく疲れて落ち着きました。
自作のロープ状おもちゃも活躍
これは私がお勧めしている子犬の甘噛み対策です。甘噛みは噛むことを我慢させるのではなく、噛んでよい物を与えて噛む欲求を満たしてあげることが一番なので、この方法は食べ物に興味のある子犬であれば効果てきめんです。
同じ効果を持つおもちゃとして、市販の物でコングやビジーバディなどがありますが、ロープ状のおもちゃにフードを挟むことでも十分代用できます。ロープは使わなくなった布を3本に切って三つ編みをして自家製ロープトイを作って利用してもOK。
ベル君のような大型犬の子犬だけでなく、小型犬の子犬の甘噛み対策でも活用してもらっているので、子犬の甘噛みでお困りの方はぜひ試してみてください。
ドッグベースキャンプ
トレーナー 小川亜紀子