旅行をすると犬がトイレを失敗する
「犬が旅行先でトイレを失敗して困る」と、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。犬にとって自宅ではない旅行先は、排せつをしたくてもトイレの場所がわからなかったり、環境の違いがあったりします。本記事では、旅行先でトイレを失敗する理由と対策、また旅行先に持っていく物や事前にできる事などを紹介します。
犬が旅行でトイレを失敗する3つの理由
犬が旅行でトイレを失敗するのには、理由があります。よくある失敗の理由は以下の3つです。
・トイレの場所が分からなくなる
・他の犬のにおいがしてマーキングしてしまう
・トイレの場所に不満がある
ひとつずつ紹介します。
臭い
トイレの場所が分からなくなる
慣れ親しんだ普段と違う環境のため、トイレの場所が分からなくなる場合があります。トイレに似たマットレスなどがあり、ほかにもトイレがあるような気になるのです。犬はフカフカなものをトイレと思い込みやすく、バスマットやトイレマットなどに粗相してしまう可能性があるでしょう。
他の犬のにおいがしてマーキングしてしまう
出先やホテルは自分のテリトリーではないため、他の犬のにおいがします。そのためその臭いに反応して、マーキングをしてしまうことがあります。特にオス犬のほうがマーキングをする可能性が高いでしょう。
トイレの位置に不満がある
トイレの位置に不満があるために、意外な場所でトイレをするときがあります。排せつをしている間は無防備となるため、犬にしてみればトイレは安心出来る場所でしたいという気持ちがあります。ただホテルのトイレは備え付けで、ワンルームの間取りがほとんどなためトイレの場所がオープンすぎて不安なのです。
旅行でトイレを失敗するときの対策
旅行に出かける際には以下の準備や対策をするようにしましょう。
・マナーベルトは必須でもっていく
・普段使っているニオイ付きのペットシーツを持っていく
・声掛けのトイレトレーニングをする
・トイレの場所を変える
ひとつずつ紹介します。
マナーベルトは必須でもっていく
普段はどんなにトイレが完璧でも、場所が変わると失敗するときもあります。宿泊先や旅行先で周りに迷惑をかけないためにも、マナーベルトやおむつをかならず用意しましょう。もし、マナーベルトをしたことがない場合は、旅行前に慣れさせておく必要があります。マナーベルトを気にしないで付けるようであれば褒めてオヤツをあげて慣らしましょう。
普段使っているニオイ付きペットシーツを持っていく
自分の臭いがしないトイレには不安を覚えたり、トイレと認識しなことがあります。一度おしっこをしたあとのペットシーツを、トイレに敷いておくと成功率が高まります。自分の臭いで「トイレだ」と認識するからです。一度トイレに成功すれば、そのあとトイレと認識し失敗が減るので、ぜひ試してみてください。
声掛けのトイレトレーニングをする
普段トイレをする際に、掛け声をして排せつできるようトレーニングしておくと失敗が減ります。声掛けは「イチニ、イチニ」でも「ワンツー」でもOKです。排せつしている最中に声掛けをし、失敗せずにできたら褒めておやつを与えます。繰り返しおこなうことで、声掛けをされたらトイレに行くと覚えてくれるようになり、管理がしやすくなります。
トイレの場所を変える
落ち着かない場所にトイレがあるなら、人が少ない安心出来る場所に移動してあげましょう。もし、トイレにこだわりがある犬なら、トイレ自体を自宅から持っていきます。すでに粗相してしまった場所に、あえてトイレの位置を変えるのもおすすめです。自分の臭いがするため、失敗せずに排せつできるでしょう。
旅行先は環境も違い刺激も強く、普段と場所も違うためトイレの失敗もしやすいです。しかし適切な準備や対策をとっておけば、周りに迷惑をかけずに失敗の回数を減らせます。旅行予定がある方は、ぜひこれらの対策法を試してみてください。
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ドッグベースキャンプ
しつけヒント集編集チーム
