キャリーバックにも素直に入るチワワ
最終更新日:2025.03.29
青葉区に住んでいる生後7ヶ月になるチワワのアンリ君は、生後5ヶ月の頃に教室でのレッスンをスタートしました。
キャリーバッグに入りたがらない
飼い主さんはレッスンの際、アンリ君をキャリーバッグに入れて電車でいらっしゃっていました。初回レッスンが終わり、帰るためにアンリ君をキャリーバッグに入れようとしたところ、素直に入ってくれませんでした。
飼い主さんに話を聞いてみると、レッスンに来るときもキャリーバッグになかなか入ってくれず強引に入れて来たとのこと。これではレッスンに来る度に面倒なことになってしまうので、帰り際に簡単にキャリーバッグにスムーズに入れる方法をお伝えしました。
すると次の回には困ることなく入るようになり、4回目のレッスンの時にはキャリーバッグを置いただけで自ら入って待つようになっていました。
嫌なことは、良いことと結びつける
キャリーバッグに限らず何かを嫌がる場合、強引にしたり無理強いをしてしまうと、その行為・行動を嫌いになってしまいます。
・ハウスに入れる
・ブラッシングをする
・足を拭く
・リードを付ける
などをもし嫌がったとしたら、「良いこと」と結び付けてやれば徐々に好きになります。
この「良いこと」とは、最も分かりやすいのは「食べ物を与えること」です。食いしん坊な犬であれば、まず間違いなく嫌がらずに上手に出来るようになります。アンリ君もキャリーバッグにドライフードを入れて入るように促したところ、喜んで入るようになりました。
愛犬が悪いのではなく、ただ教え方が悪いだけ
何かを上手く教えられないとしたら、それは愛犬が悪いのではなく教え方が悪いだけです。困った行動を改善させようと思っても上手く改善しない場合は、教え方を見直すようにしてみましょう。
最後にトレーニングとは関係ありませんが、夏の暑い時期にキャリーバッグに入れてお出かけする場合は、必ずタオルに巻いた保冷剤を中に入れてあげてください。長時間の外出になる場合は帰りの分の保冷材も用意して出かけましょう。
バッグの中は愛犬の体温等でかなり暑くなります。熱中症にならないように最善の注意をして出かけてください。
ドッグベースキャンプ
トレーナー 小川亜紀子