一般的に犬は小さい子供を警戒することが多く、お子さんが生まれてそれまで飼っていた犬の様子が変わってしまいレッスンの依頼をされることもあります。飼い主さんにはお子さんがある程度成長するまでは決して油断しないようにとお伝えしました。 |小さな子供と犬の生活は - ドッグベースキャンプ

わんこの学校 ドッグベースキャンプ

045-903-1334

お問い合わせ

小さな子供と犬の生活は

公開日:2021.12.21   
最終更新日:2023.05.17

犬と遊ぶ赤ちゃん

青葉区に住んでいる1歳半になるミニチュアダックスフンドのリツ君。警戒心からかお散歩中他のワンちゃんを見ると吠えたり、家の窓から人影が見えると吠えるということでレッスンに伺ったのですが、実際に会ってみたらとてもフレンドリーで温和な性格でした。

いくら温厚な愛犬でも油断は禁物

ご家族に赤ちゃんがいるのですが、赤ちゃんに対しても警戒することなく善き兄という感じでした。一般的に犬は赤ちゃんや小さい子供を警戒することが多く、お子さんが生まれてそれまで飼っていた犬の様子が変わってしまいレッスンの依頼をされることもあります。

そのようなことがある中でリツ君は、見守るように赤ちゃんのそばで寝たり、ちょっと強引に尻尾を引っ張られても怒ったりしませんでした。見ていてとても微笑ましい様子でしたが、飼い主さんには決して油断せず、お子さんがある程度成長するまではリツ君とお子さんだけになることはないようにとお伝えしました。

なぜなら、犬と子どもという組み合わせは事故が起きることが多いからです。時に温厚な犬が赤ちゃんを噛んで赤ちゃんが亡くなってしまったとニュースになることもあります。犬はあくまでも動物で、予想外の行動をすることがあります。

子供が仕掛ける時も

また逆に子どもが予想外のことをする場合もあります。過去にアメリカであった事例で、とても温厚なゴールデンが家族の2歳の子どもを襲って、アメリカなので殺処分になってしまったのですが、よく調べてみたら犬の耳に短い鉛筆が刺さっていたそうです。子どもが鉛筆を耳に刺したため、温厚なゴールデンでさえもとっさに防御反応として噛んでしまったのだと思いますが、とても悲しい話ですよね。こういったことは飼い主さんが気をつけて管理をすれば必ず防げます。

子供と犬をサークルで分ける

子供をサークルの中に

私も子供が生れた時にラブラドール2頭とジャックラッセルテリア1頭がいました。しつけもしてありましたし性格も温和な3頭だったので99.9%大丈夫だとは思っていましたが、万が一を考えて目が行き届かない時は、写真のように子供と犬をサークルで分けていました。我が家の場合は、3対1ということで子供をサークルの中に入れていましたが(笑)

もし小さなお子さんとワンちゃんが一緒に生活している場合、もしくはご実家や親戚の家に小さなお子さんがいて犬を連れて行く場合などは、「うちのコは大丈夫」と思わず万が一のことがないように十分気をつけてください。

ちなみにリツ君の吠えの問題は、初回の時点で吠えないように気を逸らすなどの対処をすることでかなり抑えることが出来ていました。

ドッグベースキャンプ
トレーナー 小川亜紀子


スタッフブログ
お知らせ
キュティア老犬クリニック
キュティア老犬クリニック