インターホンのしつけは子犬のうちに
宮前区に住んでいる
3歳トイプードルのりょうちゃん。
インターホンがなると勢いよく吠えて
なかなかおさまりません。
家に来て間もない子犬を除けば
ほとんどの犬が
「インターホンが鳴ると吠える」
という行動習慣を持っています。
ひと言ふた言吠えて止む場合もあれば
中にはインターホンの機械越しに
応答したくても相手の声が聞こえない
ほど吠えるコもいます。
お知らせ程度で吠え止んでくれれば
問題はないのですが
相手の声が聞こえないほど
また宅急便などで玄関先に入ってくる
相手に飛びかかるほど吠えてしまうと
ってしまいます。
基本的に子犬で家に迎えて
この問題が出ることはありません。
日々生活していく中で学習をして
身に着けてしまう困った習慣なのです。
レッスンでは
迎えたばかりの子犬だとしたら
インターホンが鳴っても
吠えなかったら必ずほめるように
とお願いします。
「ピ~ンポ~ンと鳴っても
吠えなくても良い」
と最初に教えるのです。
最初の段階で教えず
吠えることを覚えてしまってから
直そうと思っても
簡単にはいきません。
すでに習慣がついている場合は
練習として
インターホンを鳴らしては吠える
以外のことをさせる訓練を
しなければいけません。
「ピ~ンポ~ン→吠える」
というパターンから
「ピ~ンポ~ン→オスワリ・マテを
する ケージ(クレート)に入る・
抱っこをする」
などのの違う行動を取るように
直すのです。
面倒がらずに練習を積めば
意外と早く改善するのですが
これがなかなか取り組むのが
大変なのです・・・。
なぜなら誰かがわざわざ外まで出て
インターホンを押さなければなりません。
幸いりょうちゃんのお宅は
リビングにあるインターホンの親機で
音量調節をする際に
インターホンの音が鳴ってくれるため
その手間がなくスムーズに
練習が出来ました。
もしワンちゃんが子犬で
まだインターホンに
反応していないとしたら
当たり前と思わずに
あえてほめるようにしてください。
もし吠えることを覚えてしまっている
としたら吠える以外の行動を
促すように練習をしましょう。