呼び戻しのしつけってとても大切
川崎市宮前区に住んでいる
2歳になる柴犬のひなちゃん。
お散歩中にリードがはずれて逃げてしまい
そのまま通りに飛び出して
車とぶつかってしまいました。
幸いケガもなく無事でしたが
飼い主さんは呼び戻しが
全くできなかったことにショックを受け
しつけレッスンの申し込みをされました。
皆さんのワンちゃんは「おいで」と呼んだら
自分のもとまで駆け寄ってきますか?
飼い主さんが「おいで♪」と呼んだら
大喜びで飛んでくるはずが
呼んでも全く見向きもしない
ある程度の距離までは来ても
捕まらないように警戒する
逆に逃げて行く・・・
といったワンちゃんがたくさんいます。
呼び戻し(=「おいで」)が出来ないと
玄関から勝手に出ようとしたり
ひなちゃんのように
散歩中リードが外れてしまったり
危険な場所に近づこうとしたりした場合に
愛犬を事故やケガから守ることが出来ません。
では
なぜ呼んでもワンちゃんは
喜んでそばまで来ないのでしょうか?
それは呼ばれると良いことがない
という経験を積んでいるからです。
「おいで」
と呼んで捕まえてサークルに入れる。
「おいで」
と呼んで嫌がるお手入れ
(爪切り、耳掃除、ブラッシング等)をする。
オフリードの状態で「おいで」と
呼んでリードを付ける。
このように「呼び戻し=嫌なこと」
という方程式を作ってしまうと
呼んでも来てくれません。
「おいで」と呼んだら必ず来る
ようにするためには
「呼び戻し=良いことがある♪」
と教え直す必要があります。
そのためには「おいで」と呼んで来たら
おやつを与える
おもちゃで遊んであげる
可愛がってあげるなど
愛犬が喜ぶことをしてください。
このような練習を続ければ
いずれ呼んだら喜んで来るようになります。
呼び戻しは愛犬を危険から守る
大切な指示(コマンド)になります。
積極的に練習をしましょう☆